今回は「大家は修繕費等、お金が必要なので賃貸の更新料は仕方ない」というタイトルで、賃貸の更新料は仕方がない?納得できない?どちらの考えですか?という質問に答えてもらいました。
賃貸の更新料について
50代前半男性。
賃貸料については借りているので払うのは当たり前の事です。
しかし数年に一度言われる更新料はどうでしょう。
借りている方からすれば賃貸の更新は報告だけにしてもらいたいものですが、あくまでも借りているものの考えで、貸している側からすればなかなか大変みたいです。
双方の考えがあるので考え方はいろいろあると思います。
借りている側からいえば、子供も大きくなってお金が必要になる反面、入ってくる収入が多くなるわけでは無く、出ていく出費と言われるものだけが加算されてくるので、これ以上出費を少なくするにはと考えたら住居費くらいは増えないでいてほしいという希望をみんなもっています。
住むところが無くなると困るし、慣れ親しんだところから引っ越すのも問題があるのでこのままの状態が維持される事を祈っています。
ただし世の中の動きは思ったようには動いて行ってくれません。
自然災害など建物の修理費用は大家でお金が必要
物価は高騰してきますし、出費は増えてきます。
どんどん家計はきつくなるのが借り手側の心中です。
貸して側としてはどうでしょう。
ここでも、ただお金もうけだけのために更新料が増えるわけではありません。
貸し手側と言われる施主側も出費があります。
個人の家庭内の出費も借り手側と同じようにありますが、世の中の動きというものに左右されます。
細かい事を書くと、土地代の高騰による固定資産税の増加やそれに伴うさまざまな税金の上昇、保険料などの高騰などもあります。
不動産に手を出す人が増えれば自然と借り手側は、どんどん借家から出ていくのでそのような空き家も維持していかなければいけないという問題などさまざまな問題が出てきます。
昨今なら地震による影響や台風による損傷などがよくテレビに出てきますが、そのような時の修理費用などは借り手側には通常出費はいきません。
施主側にすべて修理費がいきますので、膨大な費用が一瞬のうちに消えていく可能性もあります。
損害賠償保険に加入していたとしても、何もかもというわけではありませんから、電気・ガス・水道その他の修理から、屋内にある電灯の電球までは施主側の持ち主が通常修理するように約束されている物件が多いです。
賃貸の更新料は理由があるので仕方ない事
施主側の不動産で仕事をしている人たちは、通常1件だけ貸して仕事をしている人は少ないです。
数件のアパートやマンション、一軒家を所有してそれを賃貸して生計を立てています。
入ってくる金額は大きいですが、維持費は大変かかっています。
お金をかけないようにと考えた施主さんは自分で草刈りをする人もいると聞きます。
すべての不動産業者や施主が大金持ちとは限りません。
そのような事を考えると、賃貸の更新料は理由があっての事でしょうから仕方ない事だと思います。
しかし、借り手側としてはできれば安くはならないでしょうが維持のままで更新料も通達だけで必要なくしてもらえば非常に助かるのですが、とにかく仕方ない事なのでしょう。