部屋探しを行う上で重要なインターネットを使った部屋探し。今では、ほとんどの方がネットで希望の物件を探して部屋を見に行くことが定着しましたね。
しかし私が不動産賃貸の職を辞めてから、不動産検索サイトはどんどんと増えており、今ではどのサイトを使って探せばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は元不動産賃貸営業マンの私が検索サイトを辛口で説明させていただきます。
なぜ辛口で説明するかというと、まずは検索サイトが多すぎだからです!!
また不動産業界のことを知らない人が書いた、おすすめ物件検索サイトの記事なんかを読んでいると、テキトーなこと書きやがって!そんな検索サイトは使えないんだよ!といつも思ってしまうからです。
そのため今回はビシッと辛口で各検索サイトを説明していきます。
不動産検索サイト一覧
スーモ
皆さんご存知の、泣くも子もだまる天下のスーモさんです。とりあえずここで物件を探しておけば間違いないです。掲載されている物件情報の信頼性が高く、私がいちばんおすすめする検索サイトです。
おすすめ度:★★★★★
ホームズ
個人的にはスーモの次に有名な不動産検索サイトだと思っていますが、物件検索に利用する必要はないです。ホームズは集客サイトとして不動産屋にはメリットがありますが、検索するユーザーにとってのメリットは低いです。ホームズで物件検索を行うのであればスーモを使ったほうが良いです。
おすすめ度:★★
アットホーム
さまぁーずのCMでお馴染みのアットホーム。
不動産を募集している、おおもとの会社が物件掲載を行っている場合も多くお宝物件を見つけることができることがある。
おすすめ度:★★★★
chinntai
私も知らなかったのですが、もともと共同持株会社だったエイブルの物件を掲載していて、分社化後はエイブルが管理する物件と一般の物件掲載を行っているそうです。
こちらも、利用する必要はありません。エイブルの物件検索したければエイブルのホームページを見たほうがいいです。
おすすめ度:★★
スマイティ
複数サイトの物件情報を取り扱うポータルサイト。
住みたい駅の口コミが見れるのは非常に良い。しかし物件検索結果が見づらく不動産会社が無数に表示されてわかりにくい。住みたい駅の口コミだけを利用することをおススメします。
おすすめ度:★★
スモッカ
複数サイトの物件情報を取り扱うポータルサイト。
だいだい的に入居祝い金を告知しているサイトです。しかし、よく読むと入居祝い金の条件が非常にややこしく、手間と時間がかかりそう。
そして入居祝い金の支払いは不動産屋からではなく、運営サイトからと記載がある。ハッキリと断定はできないが、この仕組みは部屋を借りる時に支払った金額の一部が自分に返ってくるようなもの。こんな面倒な手続きをするよりは不動産屋に礼金か仲介手数料を安くしてもらったほうがよい。
詳しくは「部屋を借りる時に必要な仲介手数料の説明」
「部屋を借りる時の礼金は一体、何のために支払っているのか?」
「部屋を内見し、その場でスグに交渉しやすいかを調べる方法」をご覧ください。
おすすめ度:★
マイナビ賃貸
マイナビ賃貸は、2015年 オリコン日本顧客満足度ランキング賃貸情報サイト総合第1位を獲得したそうです。
私が営業を行っていたエリアの物件情報をみましたが・・・見る必要がないサイトと判断しました。
おすすめ度:★
ヤフー不動産
https://realestate.yahoo.co.jp/rent/
物件数は非常に多いが複数サイトからの情報を検索結果として表示させている。そのため古い物件情報が載っている場合もある。見る必要なない。
おすすめ度:★★
ホームアドパーク
不動産を募集している、おおもとの不動産会社が物件掲載を行っているのを数件確認。
ただ仲介を主とした不動産会社の情報が多いので、スーモを使ったほうがよい。
おすすめ度:★★
ハトマークサイト
一般の人の知名度は低いが、不動産屋の間では知名度が高い検索サイト。
掲載物件数は非常少ないが、掲載を行う不動産屋は古い業者が多いので、まれにお宝物件が見つかることもある。私も営業マン時代は念のため、確認として使っていた検索サイトです。
おすすめ度:★★★
賃貸360
過去に友人から教えてもらった検索サイトです。また不動産検索サイトと検索して出てきました。
サイト紹介欄には信頼できる不動産会社に問い合わせることができると書いてあり、自分が営業をおこなっていたエリアの物件の取扱い不動産会社を見てみました・・・。見る必要はありません。
おすすめ度:★
エキサイト不動産
https://realestate.excite.co.jp/
ヤフー不動産と同じくポータルサイト。
複数サイトからの情報を検索結果として表示させているので特に見る必要はない。
おすすめ度:★
ノマド
仲介手数料が無料になる登録型不動産サイト。
以前「賃貸で仲介手数料を家賃の0.5ヵ月分または無料にする方法」でも書いたが紹介出来ない物件もあるが他サイトの物件も問合せを行えば紹介できるか答えてもらえる。
おすすめ度:★★★★
キャッシュバック賃貸
他サイトの物件を掲載するポータルサイト。
スモッカと同じく問い合わせ後、成約となれば引越し祝い金が出るようだが1万円ほど。スモッカより引越し祝い金申請のハードルは低い。
おすすめ度:★★
エイブル
基本的に自社の物件しか取り扱わない。物件数は少ないがスーモなどには物件掲載を行わないのでお宝物件などもある。
おすすめ度:★★★
ミニミニ
エイブルと同じく自社の物件しか取り扱わない。都内の店舗数はエイブルより少ないがエイブルと同じくスーモなどには物件掲載を行わないのでお宝物件などもある。
おすすめ度:★★★
有名な不動産管理会社一覧
上記で説明した検索サイトに物件掲載を行うのは、ほとんどが仲介を主とした不動産会社です。
ここでは、その仲介を主とした不動産会社に入居者募集を依頼する有名な不動産会社を一覧で紹介します。
スーモなどに物件情報を出すことはなく、あくまでもお客さんを付けてくれる不動産屋に入居者募集を出しています。
このおおもとの不動産会社(管理・募集)が出した情報をもとに不動産会社(仲介)がスーモなどに物件情報を掲載してお客さんを集客しています。
管理している物件に問い合わせを行えば部屋を見る手配もしてくれる会社もありますが、不動産仲介会社ほどフットワークが軽くありません。しかし物件を管理している不動産会社と直接のやり取りになるので家賃、礼金、仲介手数料など若干、交渉しやすいです。
長谷工ライブネット
https://www.haseko-hln.co.jp/mansion/
三井不動産レジデンシャルリース株式会社
https://mfhl.mitsui-chintai.co.jp/
住友不動産株式会社
https://www.sumitomo-latour.jp/
大東建託株式会社
https://e-heya.kentaku.net/
東急住宅リース株式会社
https://www.tokyu-housing-lease.co.jp/info/chintai/
株式会社大京穴吹不動産
https://www.daikyo-anabuki.co.jp/rent/
まとめ
みなさんいかがでしたでしょうか?
基本的に物件探しはスーモかアットホームで検索を行えば間違いないです。そして気になった物件をノマドに問い合わせて仲介手数料が無料になるか確認すれば、だいぶお金を節約できます。
複数サイトの物件情報を掲載しているサイトは見ない方がいいです。古い物件情報が多く、すでに決まってしまいましたという事がよくありますから。
それではみなさん、この記事を参考に部屋探しを行ってみてください。