今回は東京都の賃貸マンションについて
「ロフト付き物件は最悪…夏と冬に問題が発生」というタイトルで、どんなところが一番最悪だったのかを教えてもらいました。
会社から通勤圏内の部屋を不動産会社に任せて借りると…
33歳、印刷会社で勤務する男です。
私はもともと地方出身者で就職するにあたり東京に出てきました。
就職した会社はそれほど大きな会社ではなく、新入社員用の寮もなかったので、民間のマンションを自分で借りて、会社が家賃を負担するというシステムでした。
そのため私は事前に東京でウィークリーマンションを借りて自分で住む場所を確保。
正直東京の地理はあまり分からなかったので、適当に会社から通勤圏内の場所のマンションを不動産会社に任せて借りたのが実情です。
見つかったマンションは駅から10分くらいですが、ロフト付きの部屋です。
私は荷物が多かったのでロフトというのが非常に気に行ってすぐに契約しましたが、今考えるともっと調べて借りればよかったと思います。
ロフト付き物件に住み始め夏に問題発生…
このロフト。
部屋の面積はそれほど広くはないのですが、部屋の上にもうひとつ部屋があるというもので、狭いながらも有効に利用することができるのです。
さっそく荷物を運びいれ、4月から始まった東京生活を謳歌しておりました。
しかし7月ごろから、ある問題が発生してきました。
それは、ロフトが非常に暑いのです。
ロフトがある部屋というのは例外なく通常の部屋に比べて天井が高いもの。
ご存知の通り、熱というのは低い場所から高い場所に移ります。
そのため、部屋の中の暑い熱がほぼ天井付近に設置されているロフトに集中するのです。
私はロフトに布団をひいて寝ていたのですが、7月の終わり頃には、ロフトが暑くて寝ていられないくらいです。
エアコンをかけても冷えるのは部屋の低い場所ばかりで、ロフトが冷えるまでとても時間がかかるのです。
ロフトが冷える頃には、下の部屋は冷蔵庫のようになっており、あまり冷えるのも考え物。
結果的に、8月にはロフトから布団を下ろして生活をしておりました。
ロフトはただの物置ですね。
冬に問題が発生するロフト付き物件…
秋がくるころには暑さも収まり、ふたたびロフトに布団をひいて寝るようになりました。
しばらくは快適に生活していたように思います。
しかし、冬がやってきたころには別の問題が発生です。
今度は下の部屋が非常に寒いのです。
暖房をかけても、熱は上昇するため、ロフトのあるあたりばかりが暖かくなるのです。
天井が通常の部屋よりも高いため、いくら暖房をかけても下の部屋はほとんど暖まりません。
仕方がないので、部屋にいる間は厚着をしてすごしていました。
ロフトは見た目が印象的なので人気がありますが、できれば夏が冬に部屋を見て、温度の問題がないか見極めてから契約した方がよいと思います。