知人との年齢差が離れていた事で起きた、かん違い愛人トラブル


全国各地で起きている賃貸住宅に関するトラブル。

今回は岩手県の賃貸で起きたかん違い愛人トラブルについてお話を聞かせていただきました。

そして元不動産賃貸営業マンの私が今回お話を聞かせていただき感じた大事なチェックポイントについて書いてみました。

初めての部屋探しで知人に付いてきてもらうことに

36歳女性、会社員。

数年前の出来事で、部屋を借りようとしたときに起きたトラブルの場所は岩手です。

一人暮らしのため、部屋の下見をしましたが、そのときに知人の男性についてきてもらいました。

部屋を借りることが初めてだったので、知識もないし、不安でしょうがないということを知人に言ったら、良かったら付いていこうか?と嬉しいフォローがあったのでお願いすることにしました。

私としては、通っていた習い事先で顔見知り状態になっている人だったので、ボヤキのつもりで言ったことが、そんなに世話をしてくれるなんて思いもしなかったので、ありがたくお世話を受け入れることにしました。

チェックポイント

そうですね。わからないことがあって不安な場合は知人を連れて行くのはいいことですよ。

私が不動産賃貸営業マンの時も部屋探しに、友達、彼氏彼女などを連れてくる人は、よくいましたからね。

部屋探しが不安な人は知り合いと一緒に部屋探しに行くのがオススメですね。

現場では普通に対応する不動産屋…

候補にあった部屋を見にいったときのことです。その現場では、不動産屋は普通に対応してくれました。

ただ、私はその頃は一人暮らしの経験がないので何が分からないのかさえも不明という状態です。

予定外の引っ越しに迫られていたため、ネットで知識を蓄えるというような時間も、まったくありませんでした。

だからこそ、一人暮らし経験の豊富な知人を連れて行きました。

チェックポイント

本当にそうなんですよね!初めての部屋探しでよくあることですね。

何が良くて何が悪いかがわからない。何をどう?選ぶ基準にすれば良いのかわからないという方が非常に多いです。そのためにも部屋探し経験がある知人と一緒に行くのは正解ですね。

ただ、そこで一つ気を付けなければいけない点があります。

それは、あくまでも自分で決定権を持つことです。


これはどういう事かというとカップル、ご夫婦、ただの付き添いの方など、二人以上で不動産屋にご来店いただいたお客様というのは、みなさん気が付かない内に誰かが必ず決定権を持っているのです。

わかりやすい例だと親御さんと一緒に部屋探しにきた学生。この場合、学生が決定権を持っていることは、ほぼありません。それはもちろんご両親がお金を払うためです。まれに優しい親御さんだと学生(子ども)の言いなりになっている場合もありますが・・・。

その他にはカップル、ご夫婦では、どちらかが必ず決定権を持っているので、不動産営業マンは必ず決定権を持つ方を見極め、そちらになるべく営業するようにします。


では今回のように知人や友人といった人でもそうなのでしょか?

はい。これも原理は同じで、知人や友人が決定権を持つに等しい影響力がある場合は、そちらに営業をおこないます。

そしてその知人や友人が「これは絶対にいいよ!」と言っていただければ、その物件は、ほぼ契約していただく事ができるようになるのです。

初めて会った人に「これいいですよ」と言われるのと知人や友人から「これいいよ」と言われるのでは、圧倒的に知人や友人がすすめる方を購入します。

そのため部屋探しに限らず、知人や友人に「これいいよ」とすすめられて買った物で後から後悔したことがある人は多いと思います。


話を戻しますが、知人や友人に部屋探しに付いてきてもらうと、そちらの意見に流されることが多々あります。

あくまでも住むのは自分です。強い意思をしっかりと持ち部屋探しをするようにしましょう。

私と知人がいかがわしい関係だと思われ…

私と知人の年齢差が多少あったからなのか、どうも、私と知人がいかがわしい愛人関係だと思われたようで、後で不動産屋にたしなめられました。

現場に来ていた不動産屋は、淡々と説明していましたが、会社に戻った後はどう報告したんだろうと疑問の湧いてくることを言われました。

現場に来て説明をした人ではなく、事務所の方の不動産屋に、「アパートはラブホテルではない。賃貸は、そういうことをする場ではない。そういうことをするために貸す場所ではない。」と驚く発言が次々と飛び出したからです。

私は呆気にとられて、何も言えなくなりました。

異性を連れて行って見学をすれば、そういったいかがわしい関係性だと推測をされ、ここまで言われてしまうのかとあまりの驚きに、言葉を失ったからです。

私は、呆れ返って何も話すことができませんでした。

同時に、世間からは、異性と一緒に賃貸の下見に行けば、そんなふうに不動産屋に見られるものなんだ、どうも私が世間知らずなのかもしれない、常識が外れていたのかもしれない、とも考えました。

チェックポイント

そんな事はありません!おかしいのはその不動産屋です!

まったく、まだまだこんな会社が当たり前のように存在するク〇みたいな不動産業界です。

私は同じ業界で働いてきた人間として非常に情けないですね。こんなことただ一言聞けばいいだけですよ「ご友人ですか?彼氏さんですか?」

たったこれだけなのです。

それを推測で話をしてくるなんて本当に終わっている不動産屋です。


しかもアパートはラブホテルではないなどと意味不明です。いつの時代の感覚なのでしょうか。

問題なのは、実はその知人が本当はよく泊まりに来てうるさくなるのでは?ということのはずです。ならばそれについて聞けばいいだけでラブホテルではないとかって、論点がずれていますね。

カップルや夫婦はどうするのでしょうか。普通の生活のなかに性行為があってはいけないのでしょうか?まぁ昔ながらの不動産屋なのでしょうきっと。

こんな不動産屋からは、すぐに出たほうがいいですね。

一緒に住む予定でもない異性の部外者は下見に行くべきではない

自分と知人の言動を振り返っても、誤解を招くような言動は一切していません。

それにも関わらず、そこまで言われたということは、非常識な行動は私側だったのだろうと反省しました。

不動産屋に誤解を招かせてしまったからです。

親であろうとも、親戚であろうとも、友人知人であろうと、どんなカテゴリーに属している人間でも、一緒に住む予定でもない異性の部外者は、下見に行くものではないんだなあと感じたトラブルになりました。

こういった経緯があったので、このときのアパートは土壇場でキャンセルで入居は取りやめし、別の不動産屋にお世話になりました。

チェックポイント

こんなこと気にしないでください!一緒に住む予定でもない異性の部外者でもどんどん部屋探しの付き添いと連れてきていただいて大丈夫ですよ!

おかしいのは、その不動産屋だけですから!

女性の行動通り入居を取りやめて正解です。契約前に変なことを言う不動産業屋は、その後も必ず変なことを言ってきます。

事前に変な不動産屋だと、わかり運が良かったと思い気を取り直すようにしましょう。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です