物件案内された当日に契約書への署名はよくあること?


みなさんは部屋探しに不動産屋に行き、物件案内された当日に契約書へ署名するようにいわれたことはありませんか?

部屋を見た当日に契約というのは元不動産賃貸で働いてきた私からすると2割~3割程度の物件が当日契約を行っていると感じています。

この物件案内当日の契約は違法ではないのか?メリットはあるのか?元不動産賃貸で働いてきた私が答えます。

賃貸で物件案内当日の契約はデメリットしかない

まず結論から言うと物件案内当日の契約は借り手にデメリットしかありません。そして違法ではありません。

首都圏の賃貸で物件案内当日に契約を行う不動産屋は2割~3割程度あります。

この物件案内当日に契約を行うのは不動産屋のメリットでしかなく、それはキャンセル防止のためなのです。不動産屋がいちばん嫌がるのは一度申込みをしたあとに「やっぱりやめます」となることです。

こうなる事を避けるために物件案内当日に契約を行う不動産屋もあるのです。

賃貸で物件案内当日の契約の具体的なデメリット

物件案内当日の契約のデメリットは後から何か言っても取り合ってもらいにくくなります。

もちろん部屋の中の設備に不具合があれば対応してもらえますが、それ以外のことに関しては現状引渡しなので出来ませんと言われることがほとんどです。

しかし、これが契約前であれば、あの部分を直してくれたら入居しますや、あの部分を直してくれないのであれば申込みをキャンセルしますといった交渉がしやすくなるのです。

例えば、お風呂の曇った鏡、網戸の小さな穴、ベランダに目隠し(1階)などは交渉で対応してもらえることも多いです。

このどれもは借りるまえに言えば対応してくれやすい内容ですが契約を結んでしまったあとでは、不動産屋はすでに契約を交わしているということで「それは無理ですね~現状引渡しなので」といってきます。

こういった状況を避けるためにも可能であれば契約書への署名は物件案内当日ではない日にした方がいいです。

私の物件案内当日に契約の実体験

私は不動産賃貸の仕事を辞めた後に部屋探しをして引越をしたのですが、今の部屋は物件案内をしてもらった当日に契約書に署名をする方法でした。

もともと不動産賃貸で働いていたので物件をみた当日に契約を行うことはあるだろうと思っていましたし、契約内容に問題が無ければ特に問題はないと考えていました。

物件を気に入り申込みをすると、すぐに契約書に署名となるので契約書の読み上げを行いますとの説明が・・・早ッ!と思いつつも、まぁいいやと思いながら契約書の説明を聞きました。

すると・・・出ました。物件の図面には記載していなかった条件が追加されています。それは1年未満の解約は違約金として賃料の1ヵ月分を支払う。

この内容は、よく礼金0ヵ月の物件で設定される条件なのですが通常は物件の募集図面に必ず「1年未満の解約は違約金あり」と記載してあります。

たしかに私が借りた物件は礼金0ヵ月物件なのですが、図面にはそんなこと一切書いてありませんでした。

ここまで一切そんな説明をしてこなかったのに契約書を読み上げる時に、急にこういった内容が入っているというのは本当にヒドイです。

一年以上住めばこの違約金については関係なくなりますが、一年以内に急きょ引越す場合だってあるかもしれません。もしその場合は違約金をとられるのですよ。まったく納得いきません。事前説明が無さ過ぎるのです。

私は1年以上住む予定ということと、言うのが面倒だったので契約をそのまま進めました。

すると今度は契約書の致命的なミスがあったのです。設備の欄にはエアコンの記載があったのですが、それしか書いていないのです。

私が借りた部屋にはウォシュレットとガスコンロがあったのですが、その記載がないのです!

事前に営業マンにウォシュレットとガスコンロは設備と聞いていたので、もう速攻で言いました!笑

わからないかたのために説明しておくと設備として記載のあるものが故障した場合は大家さんに頼んで直してもらうことができるのです。これはもちろん故意過失でなければ入居者は一切お金を払う必要はありません。

これがもし設備ではない場合、ウォシュレットとガスコンロが壊れた場合は借り手(自分)が修理して使えるようにするか、または廃棄しなくてはいけなくなるのです。

こんな初歩的なことの確認漏れがある不動産屋はハッキリ言って終っています。

そうです。私が部屋を借りた不動産は終っています。

ただし部屋は大家さんが管理しているので、この不動産との付き合いは部屋を借りる時と部屋の退去、部屋の更新時だけなので契約書関係の訂正だけをしてもらい、文句をいうのはグッとこらえました。

まとめ

私が勤めていた会社では当日に契約を行う物件もありましたが、それほど多くはありませんでした。

通常、物件案内当日に契約を行える物件は自社で管理している物件か大家さんとの直接取引がある物件です。そのため有名な会社ではエイブルとミニミニのほとんどの物件で物件案内当日に契約を行うはずです。

しかし、この物件案内当日に契約というのは、よくトラブルになります。そりゃあ一回しかみてない部屋をその日の内に契約させて、なにかあれば契約書に署名されていますよね?ということをしているのですから。

この物件案内当日に契約という方法は借り手には優しくないシステムで不動産屋にしかメリットがないというのは、この時代にマッチしている契約方法なのでしょうか?疑問がのこりますよね。

みなさんもできるだけ物件案内当日の契約は避けて、どうしてもそうなった場合は納得できるまでとことん質問をするようにしましょう。


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