新築物件に入居後、シックハウス症候群?の症状が…


全国各地で起きている賃貸住宅に関するトラブル。

今回のトラブルはシックハウス症候群トラブルについてお話を聞かせていただきました。

憧れの新築物件に住むことになった家族。しかし住み始めて旦那さんが体調不良を訴えるようになります…。

元不動産賃貸営業マンの私が今回お話を聞かせていただき感じた大事なチェックポイントについて書いてみました。

不動産屋さん一押しの新築2LDKに住むことに

46歳主婦、滋賀県在住。

以前、夫婦で新築のアパートを探していました。

何件も不動産屋さんを回り、見学をさっせてもらっていました。

自分の住まいを探しているのに、見学自体が楽しくて仕方がなかったことを思い出します。

アパートを探す前には借家も見学していたので、どこも狭く感じてなかなか決まりませんでした。

部屋の広さは充分でも収納がなかったり、収納が充分でも部屋の広さが足りなかったり、間取りに問題があったりと決め手に欠ける物件も多かったのです。

新築は絶対条件だったので、どこもそれはそれはピカピカの綺麗な建物で、今風のエントランスなどがありました。

やっと決まったのは2LDKの新築で、一緒に見て下さった不動産屋さんは一押しだと言われていました。

リビングの広さに少し妥協すれば申し分ない間取りでしたし、収納もこんなところに!という工夫のあるアパートでした。

不動産屋さんは「ここがダメなら一軒家を借りるのがいいと思う。」とまで言われたのです。

チェックポイント

やはり新築物件というのは非常に人気があります。

私は東京23区内のある地域の不動産会社に勤めていたのですが、その時に新築マンションが賃貸で募集が開始されることになったのです。

間取りはすべてファミリータイプで150戸くらいだったと思います。

そして人気の路線で駅からは少し離れていますが歩ける距離で、かつ周辺環境がよい物件でした。

さらに新築物件なのに家賃が、そこそこ安く、この物件は絶対に人気になるという物件でした。

そして入居募集が開始されると、やはりすぐに全部屋、申し込みで埋まりました。

もちろん部屋がみれない状態で、部屋の間取りだけがわかる状態でです。

さらに不動産管理会社が物件完成後、内見になると最初に申し込んだかたがキャンセルになる場合もあるということで3番手まで入居募集を受け付けていました。

そして、もしもということに賭けて3番手まで申し込みも、どんどん入るのです!

このように新築物件というのは非常に人気で、さらに新築なのに家賃がお手頃となると住める確率は非常に低いものになります。

夫が帰宅すると咳をして体調を崩すように…

新築の匂いがする、ま新しい床や壁などすべてに愛着がわき始め、私たちはこのアパートを借りることに決心しました。

新しい部屋を借りるだけでもウキウキするものですが、新築というところにますます高揚感がたかまりました。

異変に気付いたのは2ヶ月ほどたってからです。

夫が帰宅すると咳をするようになりました。

もともと喘息なので重くは捉えてなかったのですが、そのうち、くしゃみが出て鼻詰まりが起こるようになりました。

喘息の症状にくしゃみはなかったなと思いながらも苦しそうな夫を横目に私はどうすることもできませんでした。

熱もないので、病院に行くこともなかったのです。

さらに日がたつにつれて全身に湿疹が出始めました。

この時点で受診しましたが原因不明で塗り薬の処方があっただけです。

不思議なのは、これらの症状が出るのが決まって帰宅後だということでした。

職場では湿疹も消え、くしゃみも咳も出ないとのことです。

もちろん実家に帰っても症状が出ることはありませんでした。

チェックポイント

ま、まさかの展開ですね。

せっかく新築物件に住んだのに旦那さんが大変なことになってしまいました。

この症状はまさか…。

新築アパートはシックハウス症候群が原因!?

夫はだんだん帰宅するのが怖くなったようです。

新築の、二人が気に入って決めたアパートに帰ってくると苦痛が始まる、私はそんな夫を見ているのも辛かった記憶があります。

症状が治まる気配もなく、原因もわからず、私たちは本当に悩んでいました。

同じアパートに住む方に相談することもはばかられました。

しかし、詳しい友人のアドバイスもあり、私たちはとうとうシックハウス症候群を疑うことにたどり着きました。

自宅のみで出る症状。

これはもう、シックハウスだろうと思いましたが、誰もそれを証明することもできません。

チェックポイント

そうですね。シックハウス症候群かもしれません。

しかし旦那さんがだけが、そういった症状が出るということは、個人差によるものと考えたほうがいいです。

通常シックハウス症候群では、その建物に住む全員がなんらかの不調を訴えることがほとんどです。

しかし今回は旦那さんだけの症状ということは旦那さんが新築から発散される揮発性の化学物質に反応したと考えられるでしょう。

私が不動産賃貸営業マンの時も、そういったお客さんがいらっしゃいましたからね。

新築物件の室内の臭いがダメで具合が悪くなるというかたが。


では新築物件だけ、なぜ気持ち悪くなる人がいるのか?というと、先ほども書きましたが化学物質が発散されているからです。

では少し古い建物でも気持ち悪くなるという人が出てくるのでは?と思われるかもしれませんが、それは化学物質の発散がほぼなくなっているので気持ち悪いと感じる人がいないのです。

この化学物質の発散というのは時間の経過とともに減ってくるのです。

そのため今回の方のように新築物件に住んで気分が悪くなる場合は、こまめにとにかく換気をすることが重要です。

現在の住宅というのは、ただでさえ気密性が高くなっているので、いたるところの窓を開け換気することが大切です。

それでもダメであれば、残念ながらやはり引っ越しをしたほうがいいでしょう。そして今後は新築物件は避けるべきですね。

夫が自宅で苦しむ様子を見たくない!一軒家に引っ越すことに

私はこれ以上夫が自宅で苦しむ様子を見たくなかったので引っ越しを考えました。

このアパートを紹介してくださった不動産屋さんの言う通り、一軒家を借りることにしたのです。

出費の痛みはありましたが、夫の様子に比べれば引っ越し以外ありえませんでした。

今では症状は全くなくなり、小さいながらも楽しい我が家となっていることが私の最大の喜びです。

チェックポイント

何事にも個人差というものがありますからね。引っ越して旦那さんが回復されたのでよかったです。

今回の問題は実際に新築物件に住んでみないとわからないことなので対策のしようがない点が難しいですね。

それでも、喘息のかた、化学物質に反応が出やすいかた(化粧品など)、小さなお子さんの新築物件への入居は十分注意したほうがいいですね。


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