近年ペットの飼育数は増え続け現在では15歳未満の子どもの数よりペット(犬猫)の方が多くなりました。
それだけ身近な存在となったペットですが飼育には注意が必要です。
特に注意したいのは猫は室内のひっかき傷、犬は人への攻撃や、むだ吠えによる騒音トラブル。
猫の場合は最悪でも飼い主が室内の修繕費を払えば済みますが、そうはいかないのが犬の飼育なのです。
そこで今回は注意したい犬の飼育についてです。
賃貸でペットを飼う時に注意すること
まずペットを飼う時に注意したい事は「賃貸でペットを飼う難しさと、その責任について」で書いていますのでこちらをお読みください。
ペットを飼うということは非常に大きな責任が生まれます。なにがあっても飼い主が最期まで責任をもって飼育する覚悟をもちましょう。
犬の飼育についての考え方
私は半年前に引越しをしたのですが、以前住んでいた場所はマンションなどの集合住宅が多いエリアでした。そこから現在の戸建が多いエリアに引越しました。私の家は賃貸の集合住宅ですが周りは、ほとんど戸建の建物だらけで、そういった環境は問題なかったのですが・・・。
ある朝です。寝ていると隣からワン!ワン!ワン!と。うるさいなと思いながらもすぐにやむだろうと思っていると・・・なかなかやみません。
もうこれ以上続くようなら言いに行こうかと思っていると・・・吠えなくなるのです。
毎朝ではありませんが、よく吠えている事は事実です。お隣の戸建で飼っている犬のこととはいえ、これは私が我慢しなければいけないことなのでしょうか?
もし犬だからしょうがないと思われたかたは、ハッキリ言ってその時点で犬を飼う資格はないと私は思います。
それは犬だからこそ吠えないようにしつけをする責任が飼い主にはあります。さらにいうと犬も吠えている理由がありそれに気付こうとしないかたは犬を飼う資格はありません。
そんなことを言われても。と思われる方のためにも次は犬の飼育に関して実際に起きた事件と訴訟を紹介します。
犬の飼育トラブルで起きた裁判とその判決
平成13年に横浜地裁で出された判決です。
71歳の女性が自宅前で立っていると散歩で通りかかったラブラドールのメス1.5才に突然吠えられて、驚いた女性が転倒して足を骨折して7ヵ月の通院治療となったそうです。
犬にはリードが付いた通常の散歩をしていましたが440万円の支払いが命じられました。
判決では飼い主は犬がみだりに吠えないよう調教する義務があると述べています。
平成7年に東京地裁で出された判決です。
賃貸住宅を所有しながらそこに住んでいる大家さんが近隣の家で飼われている大型犬2匹、紀州犬1匹、柴犬1匹の吠える声に悩まされていました。
大家さんは苦情を申し立てていましたが改善はされずノイローゼになり、賃貸住宅に入居していた人も犬の声がうるさいということで退去してしまったそうです。
結果、精神的苦痛と慰謝料及び入居者が退出してしまったことへの賃料損失補てんとして飼い主に合計276万円の支払いを命じました。
これは平成26年に起きた出来事についてです。結果は和解となりましたが実質、飼い主側が敗訴ととれる内容になりました。
平成26年の春、場所は大阪市内の商店や住宅が立ち並ぶエリアです。
時刻は午後九時前で夜間だが道路は直線で見通しもよい道路を女性が8歳の娘を自転車の後ろに乗せ帰宅を急いでいました。
そこにリードをしていない犬が飛び出してきて自転車とぶつかり転倒。女性は骨折、8歳の子どもは打撲と診断されました。
男性側は自転車の2人乗り及び夜間の無灯火走行、さらに犬にはキズやケガがないとの理由から女性側に責任があるとして争う姿勢をみせていたそうです。
大阪府道路交通規則では16歳以上の運転者が幼児用座席に6歳未満の子供1人を乗せることは認めていました。しかし女性の子どもは8歳。しかも定員オーバーで無灯火走行であることは間違いなく裁判はどうなるかと注目されていました。
結果、裁判所は和解の道を進めました。
それは裁判が進めば「賠償責任が認められる可能性が、相当高いように思われる」としたためです。これを受け飼い主は女性側に300万円を支払うことで和解したそうです。
どちらにも非はありそうな今回の出来事ですが飼い主には厳しい内容となっています。
それは今回、たまたま死傷者が出なかったが、もしかしたら人も犬も死ぬ可能性があったということです。犬にリードをしないことが、いかに危険なことへつながり、大切なペットの命さえも失ってしまう可能性があったということを認識できると思います。
では犬のしつけで具体的な対策はどのような方法があるのでしょうか。
犬のしつけでいちばん悩む、むだ吠えをしつけする方法
犬のことで最初に悩むのは、むだ吠えです。
散歩中や玄関のチャイム音、宅配便のひとや知らない人などさまざま場面で犬が吠えてしまう事ってありますよね。
そこで犬のしつけ教室や訓練所などにお願いすれば、むだ吠えはしなくなりますがお金も時間もかかって大変です。かといって自分でやろうとしてもうまくいきません。
私も犬を飼っていた時は何度も自分でしつけをしてみましたが・・・まったくダメでした。頼むから吠えないで~と何度思ったことか・・・。
しかし大変なしつけや大きなお金をかけずに、むだ吠えをなくす方法があるのです。
それは、しつけ用品「ワンブル」を使うことです。使い方はとても簡単で、愛犬に首輪を装着して、むだ吠えした時だけスイッチを押すだけでいいのです!
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ペットの気持ちを理解する方法
犬も理由があって吠えているのですが、私たちはもちろんその理由を聞く事なんていうことはできません。それは犬だけに限らず猫も一緒なのです。
私たちはペットの気持ちを知りたい、習性を知りたい。大事なペットのことだからこそ、みなさん知りたいことがたくさんあるはずです。
自分流のしつけや飼育での失敗、なぜ?我が家のペットだけあんな行動をするの?こういった疑問は調べれば情報は出て来ますがどれが正しいかを見極めることは困難です。
そこで犬と猫に関する健康、ペットと仲良くなるコツなど、ペットの気持ちを解説している専門の雑誌があります。
これさえ読めばこれからペットを飼う人も、いまペットを飼っている人も、ペットとの過ごす時間がさらに楽しくなるはずです。
しつけ・健康・関係づくりに困ったら!飼い主さんのための生活情報誌【いぬのきもち・ねこのきもち】