全国のみなさんに今までで一番よかった賃貸住宅について話を聞かせていただきました。
今回は海外、イタリアの賃貸アパートについて、どんなところが一番良かったのかを教えてもらいました。
イタリアで学校が決めたアパートに住むことに…
34歳専業主婦で2児の母です。
早いものでもう10年近く昔の事になりますが、一時期イタリアに住んでいた時期があります。
計2都市(北部と中部)に住んでいたんですが、日本からイタリアに渡った当初の家は自分で選ばず通っていた学校が決めたアパートに住んでいました。
日本での暮らしとかけ離れた設備に不満を感じる毎日…
そのアパートの自分の部屋には窓が無く、廊下にあった窓から差し込む光での生活。
リビングはそれなりの広さがあったものの、バスルームには洗濯機はもちろんバスタブもなく、身体を動かせば囲まれたカーテンにぶつかる程度の広さ…。
中心街の歴史的地区でかなり古いエリアだったので、この辺では一般的な設備だったのかもしれませんが、日本での暮らしとかけ離れた設備に不満がたくさんあったので、次の街に移る時には自分で不動産屋へ行き、内覧をして物件を決めました。
新居はラグジュアリーな気分を味わう事が出来る最高の部屋!
そのかいもあって新しいアパートは、3DKの間取りで窓はもちろん、イタリアでは少なかったバスタブも完備していました。
キッチンや部屋の家具も付いており、身の回りの物だけを持って引っ越してきました。
友人とルームシェアをして住んでいましたが、私がメインで使っていた部屋は机、ベッド、タンス、テレビ、ソファーが備え付けられており、さらには小さいながらもベランダもありました。
ソファーがあったのはとても嬉しい設備でした。
よくソファーに座ってテレビを見ていました。
キッチンはさほど広さが無かったので、料理をした後は自分の部屋で友人と食事会をしたり、ベランダに椅子を出して外を眺めながらランチを取ったりと、当時の私としてはかなりラグジュアリーな気分を味わう事が出来ました。
ベランダからの景色は目の前に広い道路が通っていましたが、4階程度の高さだったのと、そこまで交通量も多くなかったので車のエンジン音はあまり気にならず、比較的静かな環境でした。
新居は立地もよく生活する上では良い事だらけ
立地としても嬉しい事がたくさんありました。
当時住んでいたこの街の地形は中心街が高台にあり、住宅地がその周りを丘を下がるように波状形に広がっていました。
このアパートはその中心街から徒歩で10分以内で行き来でき、治安も良かったので良く夕飯を食べに行っていました。
またその中心地の反対側には市民に嬉しい価格のスーパーや郵便局、学校などがこれまた徒歩10分圏内に集まっていたので、生活する上では良い事だらけでした。
残念ながらこのアパートには3カ月ほどしか住みませんでしたが、今でも記憶に強く残っている物件です。