今回は「賃貸に住めなくなるかも…定年までには持ち家を買いたい!」というタイトルで、いつまで(何歳まで)賃貸住宅に住もうと考えているかについて教えてもらいました。
東日本大震災で東京に不安を感じ東京のマンションを売却
現在大阪に住んでいる、55歳の男性で会社員です。
もともとは東京に持ち家の分譲マンションを持っていたのですが、大阪に引っ越すときにいろいろと考えて売却しました。
いろいろというのは、当時東日本大震災などがあって
「いつ東京に大震災が起こっての不思議ではないが、その時に住んでいない(貸している)マンションがあって、それが致命的な損傷を受けたら全く無価値なものになってしまう。住んでもいないのに無価値になってしまう危険性をはらんでいる資産を持っているのはリスクが大きすぎる」と考えて思い切って売ってしまいました。
定年後も賃貸に住み続けられればいいが…
そして大阪に引っ越したわけですが、いろいろありその時に私は無職でした。
それでいて、いきなりマンションなどは勝手を知らない土地で購入することもできないのですが、一方で賃貸を借りるときには「現在の勤め先」「年収」「ポジション(役職)」などを書かなければならず、その時に無職と書いたらどこも貸してくれそうになかったので、やむを得ず前の会社の名前を騙って契約しました。
という経験があって、それからそのままその賃貸に住んで5年になります。
その後無事に再就職はできましたが、それもあと5年の60歳で定年です。
そうなるとまた無職です。
その時に今の賃貸に住み続けられればいいですが、無職になってから家主の都合で契約が終了したり、今に家を取り壊すことにでもなったら、まさに家なしで、そこからまた賃貸を借りようとしても「無職の壁」が阻むでしょう。
定年後の住む家が確定していない、というのは精神的にも物理的にもかなり不安定だと思います。
家さえあれば何とかなる!持ち家を買おうと考えている
そこで、今考えているのは、やはり定年するあと5年のうちに今の賃貸を引き払って、大阪でマンションなり戸建てなり、とにかく持ち家を買おうと思っています。
家さえあればあとは食費などはなんとでもなるので、一応生きていくことができます。
もしも、さらに年を取った時に、施設などへ入らなければならに時にはその持ち家を売却して資金にすればいいことです。
というわけで、今の計画では、賃貸に住むのは、55歳の今から5年以内までで、何とか持ち家を手に入れて引っ越そうと考えています。
それで、今から資金計画を立て、物件を物色中ですが、実は住宅ローンも無職では貸してくれない、という重い事実もあり、それもあって、定年になる前に絶対的に家を探して賃貸を出ていかなければならないと、今非常に焦っています。
とにかく、家のない老人になったら、ホームレス一直線ですから。