今回は「更新料を取るならメンテと使用先の説明をして欲しい」というタイトルで、賃貸の更新料は仕方がない?納得できない?どちらの考えですか?という質問に答えてもらいました。
敷金・礼金・家賃と払っているのになぜ更新料なんて…
50代の主婦です。
入居する時に敷金・礼金を払って、毎月毎月家賃を支払って住んでいるのに、さらに住み続けるために余計にお金を払わないといけないのは、なんとなう合点がいきません。
ずっと同じ所と契約したりすれば、それなりの特典や割引制度があるの方が普通だと思います。
最初に交わした契約書にそういう風に書いてあるから・・・なんて言われても、甲・乙なんて堅苦しく書かれた賃貸契約書をそこまで熟読する人がいるでしょうか(いや、きちんと目を通さないといけないのは分かってますけど)。
住み続けてくれてありがとうと、お礼を貰いたいくらい
更新の期間は、賃貸マンションによって違うようですけど、たいてい2年から3年程度になっていると思います。
家族構成にもよりますけど、そんな短期間で住居をコロコロ変える方が珍しいとも思うんです。
賃貸物件が余っていると言う話も聞きます。
そんな時代に、住み続けてくれる借り主は、有り難い存在だと思われても良いんじゃないかと思うんです。
契約で2年ないし、3年目に再契約を結ぶ為の料金を更新料と言うんだとすれば、「これからも住み続けてくれてありがとう」と、貸し主の方からお礼を貰いたいぐらいです。
そんなことはきっと有り得ないというのも分かってます。
貸し主は新たに入居者を探す手間が省けるはずだが…
でも、更新時期が来て再契約を結ぶと言うのは、貸し主にとっては新たに入居者を探す手間が省けると言うことですよね。
新たな入居者を入れる場合は、部屋のメンテナンスをするはずですけど、継続して入居し続ける場合には、それはありません。
壁紙やフローリングなどを全て新しくしてくれとは言いませんが、それなりのメンテナンスをしてくれてもいいんではないかと思います。
さらに2年か3年住みますよと、こちら側から申し出ているんですから。
住みたいんでしょ?なら貸してあげるからこちらの言い分を聞きなさい。
これが今の賃貸契約の基本のような気もします。
更新料があるのなら、その必要性と利用先の説明をするべき
入居する際には、不動産屋や貸し主があれこれ優しいことを言ってきますが、いざ契約して入居してしまうと、追い出されたくはないでしょ?的な感じで、契約書を盾にしてくる感じがします。
毎月の家賃は、ただ部屋と言う空間を借りているだけではなくて、そこで快適に生活が送れると言うのが前提で支払っているんだと思います。
共用部分や生活の基本に関わる設備のメンテナンスなどはきちんとされるべきです。
もちろん、きちんとしてくれる貸し主もあるんですが。
メンテナンスには出費がつきものですから、色々な言い逃れをして対処してくれない貸し主もいます。
契約に更新とそれに伴う更新料がつきまとうのであれば、必要性と更新料の利用先がきちんと説明されるべきです。