今回は神奈川県の賃貸マンションで家賃の値下げについて
「家賃2千円の値下げ!担当者が頑張ってくれた!」というタイトルで、部屋を借りる時に値下げをしてもらった体験談を教えてもらいました。
新築時の家賃と、6年経過した今でも家賃が同じ物件
40歳女性、会社員です。
私は家賃を減額してもらった経験があります。
そのときの部屋は神奈川県の川崎市にあるワンルームの小さなマンションでした。
広さは物足りなかったものの駅からの距離や周辺環境が気に入ったのですが、その地域で部屋を探していたのでだいたいの相場もわかっていて、少し高いなという印象がありました。
それでも実際に部屋をみて問題がなかったら契約をしようと思い不動産屋さんに行きました。
その際、不動産屋の担当の方が話し好きでいろいろ教えてくれたのですが、その中で「前の住民は新築時から6年住んで家賃は変わっていない」ことを聞きました。
つまり、新築時の家賃と、6年経過して6年分劣化した家賃が同じであることが分かりました。
大家さんは家賃を下げたくないと。仕方ないかと思っていると…
担当の方がとても気さくだったので、新築時の家賃と同じ金額は納得いかないから少しでも減額して欲しい、と伝えたところ、大家さん(個人)に一応相談をしてみますと言ってもらえました。
そして、その場で担当の方が大家さんに電話をしてくれました。
大家さんとしては、確かに家賃が同じなのは申し訳ないがマンションのローンの支払いをしているので家賃を下げたくない、とのことでした。
確かに大家さんの気持ちも分かります。
その電話の前に実際に部屋をみて嫌なところはなかったので、もういいかという気持ちになったのですが、なぜか担当の方が頑張りはじめ、大家さんにもうひと押しをしてくれました。
10分程の電話の後、最終的に家賃を2千円下げてくれた!
そのとき担当の方が大家さんに言ってくれた内容は
「前の人が退去して1ヶ月経過しているが次の入居者が決まっていないので既に1ヶ月分の家賃が回収できていないこと、あまり転居の多い時期ではないので今後数ヶ月入居者が決まらない可能性もあること、それらの点を理解していただいても家賃を下げないで別の入居者を捜すのであれば、いったん今回の方はお断りしましょう」というものでした。
実際のところ断るつもりはあまりなかったのですが、担当の方が勘違いしたのかそういった話の内容で進んでいきました。
すると大家さんも悩み始め、10分程の電話の後、最終的に家賃月額を2000円減額してくれました。
たった2000円ですが、共益費ではなく家賃が減額されると敷金礼金も減り、年間24000円の減額になると思うとやはり嬉しかったです。
私の家賃減額の成功は、まずは自分で家賃減額の可能性を不動産屋さんに打診したこと、そして不動産屋さんが入居者側になって頑張ってくれたこと、大屋さんの気持ちが動いたことが原因です。
これらの要因がうまく重なれば、賃貸の契約時に家賃を減額することが出来る可能性はあるのです。