今回は京都府の賃貸マンションで礼金の値下げについて
「礼金を半額!大幅な減額に成功した2つのポインント」というタイトルで、部屋を借りる時に値下げをしてもらった体験談を教えてもらいました。
給与が上がり契約更新の時期も近いため引っ越すことに
30歳、男性です。
職業はサラリーマン(事務系総合職)です。
借りた部屋は、京都府内の物件です。
2年半ほど前、それまで住んでいたマンションから引っ越しをすることになりました。
引っ越しの理由は、契約更新の時期が近づいていたこと、給与がやや上がったこともあって少しハイグレードなマンションに移りたいと思ったことの2点です。
今回の引っ越しで、私は、仲介業者と粘り強く交渉をし、結果として、礼金半額(20万円→10万円)、敷金3分の1(15万円→5万円)という好条件を引き出すことができました。
そこで、私がこのような好条件を引き出すことができた原因について、大きく2点にまとめてみます。
部屋探しをする人が少ない6月
まず、引っ越しのタイミングが良かったことです。
私が引っ越しをしたのは6月の終わり頃でした。
不動産賃貸の仲介業者が年間を通じて一番忙しいのは、3月~4月です。
それは、新生活が始まる社会人や大学生など、新しくマンションやアパートを借りる人が増えるからです。
借りる人が増えれば、貸す側は「あなたが借りないなら他の人に貸しますよ」というカードを使うことができるので、どうしても借りる側の立場が弱くなってしまいます。
これに対して、私が借りた時期である6月は、繁忙期が終わって取引が少なくなる時期ですので、貸す側は空き物件をどうしても早く貸したくなります。
なぜなら、空き物件の状態が続いてしまえば、本来ならもらえるはずの1ヶ月分の家賃を丸々失ってしまうからです。
このように、6月は借りる側にとって交渉優位なタイミングなのです。
私は、そのタイミングの利点を生かし、「もし敷金と礼金を下げてくれるなら、今すぐ引っ越します。それが無理なら、引っ越しはもう少し先にしようと思います」という交渉スタンスを取りました。
結果、上記のような大幅な減額に成功したのです。
物件探しと交渉に時間をかけた
次に、物件探しと交渉にかなりの時間をかけて取り組んだことです。
不動産業者を訪ねたのが5月の中旬で、そこから毎週のように担当者に会いに行き、いい物件はないかチェックを依頼しました。
パソコンのメールアドレスも担当者に教えて、いい物件があればデータを送ってくれるように頼みました。
そして、担当者がたくさんの物件情報を流してくれるようになると、一つ一つ入念にチェックをし、「もう少し安くなりませんか」という交渉を粘り強く行いました。
担当者からすれば、これだけ粘り強く交渉されると、さすがに手強い相手だと認識していただき、交渉もかなり本格的なものになりました。
その後、担当者が「これで決めていただけなかったらもうありませんよ」という物件を紹介していただきました(実際その物件はすばらしいものでした)。
その物件をターゲットに定めた後は、上記のような粘り強い交渉を経て、最終的には大幅な減額に成功したのです。
仲介業者の意のままにならないように!
このように、私は、仲介業者との間で粘り強い交渉を行った結果、大幅な減額をゲットしました。
これから賃貸物件を借りる予定の方は、上記2点に気をつけつつ、仲介業者の意のままにならないように、しっかりと交渉する姿勢が重要でしょう。