今回は北海道札幌市の賃貸住宅について
「学生が多い物件は生活で困る事が多すぎた!」というタイトルで、どんなところが一番最悪だったのかを教えてもらいました。
前もって物件を抑えることが出来るフェアで部屋を決めたが…
32歳女性、専業主婦。
高校生活は親元を離れ寮生活をし大学の入学を気に一人暮らしを始めました。
三階建の駐車場付き、1DKの4万2千円の物件でした。
学生が一人暮らしをするにあたり不動産会社が時期になると、交通の便やショッピングなど利便性が高い物件を前もって抑えることが出来る、フェアがあり親と一緒に部屋を決めにいきました。
最初は学校に近い物件を出してもらい、家賃や築年数をみて最終的には札幌市南区の物件に決めました。
駅近で車が無くても徒歩で買い物も行ける物件だったので、不便さはありませんでしたが、生活する際に困った点がありました。
部屋がせまい
1DKでも少々狭いつくりで高さが無いため、ソファー2人掛けとテーブルをおいたりは出来ません。
収納もなく家具を買って置くと身動きとれないほどです。
バストイレ別も良し悪し
私はバストイレ別でしたが、その分脱衣所も洗面台もなく、しまいに浴室は狭い中、箱型の浴槽もあり、入って座ると頭まで浸かる深さで使えませんでした。
シャワーも身動きとれないほどです。
換気が悪い
一番にダメだった点です。
網戸がないので窓は居間部屋側についていましたが開けられません。
換気扇もないので壁はカビが生えてたいへんでした。
洗濯機が部屋の大部分占める
洗濯機の排水溝がまずありません。
キッチンと浴室が平行に並んでいて、そこに排水をしなくては行けない固定配置でした。
居間になる部分に洗濯機を置かなくてはならないので、何度も排水ホースがずれると居間が洪水になります。
洗濯機を回しながら外出するのは御法度で、常にホースを持ちながら洗濯するハメになります。
壁が薄い
学生が多い物件なので上の階も下の階も学生でした。
夜になれば飲み会だったりどんちゃん騒ぎだったり、カップルの営みの声や音楽の流れる音の毎日でした。
とても夏場は窓は開けられず、隣のアパートからも聞こえる密集地でした。
これらの事は四年間住んで退去する際に、全て不動産会社の方にお話しました。
カビなどは考慮して頂いて支払いはありませんでしたが、部屋の作りや騒音などは、対処出来かねるので部屋の更新時期に退去するか、物件見学する際には事前にチェック項目を用意してお部屋探しをされたら良いかと思います。
今は結婚・出産をしこれらの経験から、収入に見合った家賃と経済的な光熱費、収納、換気、湿気など気を配りながら、恵まれた環境で暮らす事が出来ています。
最悪な経験が今、最高の知識に変わり私の生活を豊かにしてくれます。