不動産会社で部屋を決めると必ず引越しのパンフレットをもらうと思います。
そこで不動産会社と引越し業者の繋がり、またオススメの引越業者はあるのか?
そんなよくある疑問について答えていきたいと思います。
引越し業者と不動産会社とのつながりはある?
不動産会社に行くと、どこの店でも引越し会社のパンフレットを置いていると思います。
それはもちろん新しい部屋が決まったお客様に、その引越し会社を使ってほしいのですが・・・。
実は私が在籍した会社では、その引越し業者を使ってもらおうという事は、ほぼ気にしておりません。
なぜなら引越し業者からのキャッシュバック(お客様紹介料)は微々たるものだからです!
あくまでも私が在籍した会社の場合ですけど紹介しますね。
私の会社は引越し業者 3社のパンフレットを置いていました。
その理由はお客様が比較して選びやすいようにという事で 3社にしていました。
ちなみにその 3社にした理由は特にありません!笑
3社の内の一社はキャッシュバック率が他の引越し会社より若干高かったのでそちらを利用していたようですが、だからといってその引越し業者を強くオススメする事はありませんでした。
あくまでも「ここの業者さんは評判いいみたいですよ~」という程度です。
不動産屋としては引越し業者を無理にでもすすめるメリットがそこまで大きく無いですからね。
逆に強く強引に進めてくる不動産会社は、会社の方針か大きな紹介料があるためだと思います。
引越し業者を選ぶ時のポイントとコツ
これは簡単です。不動産屋でもらったパンフレットの引越し会社とネットで調べた不動産会社に見積もりを出してもらい比較するだけです。
なにも難しい事は一切ありません。
しかしここで気を付けたいポイントが一つ。
「安いのにはそれなりの理由がある」という事です。
絶対に傷つけたくない物、とても大事にしている物などがある場合は安さだけで選べば必ず後悔をします。
そんな時は知名度、電話対応などで判断するのがよいです。
また見積もりをお願いする前に荷物をどの程度もっていくのかしっかりと把握しましょう。
特に二年以上使っていない物はこの機会なので処分しましょう。
その荷物は本当に必要な物なのか、古くなっており新居に引越すついでに新しい物に買い替えた方がよいのか?
もったいないという気持ちはわかりますが、いつまでも使わない物を持っておくより使ってくれる方に譲るなどして荷物を減らすようにしましょう。
余談ですが最近、会社の引越しがありました。
会社といっても大きなコピー機などがないため普通の安い引越し業者をお願いしていました。
そして引越し当日。
重い物はないのですがやや大きい机があり、それを運び出すのですが業者さんが結構ぶつけるのです。笑
私の先輩はそれを見てちょっとご立腹の様子・・・。
まぁ残念ながら安いと、こんな事はよくあります。
こういう事が絶対に許せないという方は多少お金を払ってでも高くてしっかりした所を選んだ方がいいです。
単身の方におすすめする引越し方法
私がオススメする単身の方の引越し方法は「赤帽」を使う方法です。
みなさん一度は聞いた事がある「赤帽」だと思いますが、この赤帽はFC(フランチャイズ)となっています。
そのため「赤帽」と言っても、数多くの「赤帽」業者があり、料金やサービスなどに違いがあるので片っ端から電話してみましょう。
そんな「赤帽」は安さが売りなので電話対応は、もちろんイマイチの所が多いです。笑
しかし仕事はきっちり行って頂けますのでご安心下さい。
ところで家族や 2人以上の引越しは?と思われる方がいると思いますが「赤帽」だと引きうける会社が少ないと思います。
家族引越しの場合、荷物が多く梱包(こんぽう)からお願いされるケースが多いです。
また物件によっては引っ越し時は必ずマンションの床やエレベーターを養生(ようじょう)しないといけなかったりと、いろいろと制約が多くなるため「赤帽」では引き受けにくと思います。
ただ絶対に家族の引越しを行っていないわけではないのでご自身でご確認下さい。
引越しでなるべく避けたいのは友人などに頼んで行う引越し
これは友人などにお願いして自分達だけで行う引越し方法です。
確かに安く済みますが万が一、ケガ、荷物や車の破損などがあったらどのようにして責任をとるのでしょうか?
トラブルが起きた際の弁済代金は引越し業者を利用した場合の引越し代より高くつくケースがほとんどです。
何か起こってしまった後で後悔しないためにも私は引越し業者に頼むことをおすすめします。
まとめ
引越しは絶対に人間でないと出来ない作業です。
人間が行う作業という事は賃金が発生するので料金の値引き限度額がどうしても決まっていますし、何より引越し作業って本当に大変なんです。
私も自慢じゃないですが、いろいろバイトを経験してきました。
その中で圧倒的に大変だったのが引越し作業のバイトでした。私の人生の中で唯一 2日間しか行かなかったバイトですから。笑
そんな大変なバイトですから、みなさん多少は引越し業者さんを値引き合戦に巻き込むのは、ほどほどにしてあげてください。
その代わり不動産の仲介手数料と礼金はガンガン交渉して安くしてもらうようにしましょう!