更新料は貸主に有利な制度!更新料を禁止する制度が必要!


今回は「更新料は貸主に有利な制度!更新料を禁止する制度が必要!」というタイトルで、賃貸の更新料は仕方がない?納得できない?どちらの考えですか?という質問に答えてもらいました。

更新料を払ってからすぐ引っ越す事になった我が家…

私は27歳の男で、現在はマンション管理の仕事をしています。

昔、約2年と半年、賃貸のマンションに妻と一緒に住んでいました。

引越ししたきっかけは子供を授かり、これからお金がかかるため、実家に入ってお金を貯めようと思ったからです。

その決断をしてからすぐに引越ししたので、2年目の更新料を払ってからすぐの退去となりました。

この時、正直更新料を払うことに納得がいきませんでした。

賃貸借契約は借主からすれば『お金を払いますので、ぜひ住まわせて下さい。』という立場になり、貸主からすれば『住んで下さい。その代わり家賃を頂きますね』という立場になりますよね。

借主は希望の場所に住むわけなのでお金を払ってでもメリットがあります。

更新料は2年ごとに支払う礼金のような感じがする

しかし、貸主にとっても空き家になって家賃が入らないことが1番のデメリットであり、入居してお金を払ってくれているだけでメリットになるのではないかと思います。

つまり、通常の家賃のやり取りだけで双方にメリットがあるわけで、WINWINの関係になると思います。

その関係を築いているのにも関わらず、更に更新料を取るというのは貸主が良い条件過ぎないでしょうか?通常、貸主は入居前に礼金や敷金を何ヶ月分か取っていると思います。

礼金は丸々自分の懐に入るわけですし、敷金は退去時のクリーニング費用に充てられるので、退去時の出費も結局は借主が支払うわけです。

このように考えると更新料というのは2年ごとに支払う礼金のような感じがして仕方ありません。

そのため、私は更新料の支払いには納得ができないのです。

更新料を無くす動きが出てきてほしい

または、礼金や更新料というのは貸主がアパートやマンションを建てるために投資した金額を早期に回収するための制度なのでしょうか?一般的に建物は年数と共に劣化していきます。

入居する立場としてはきれいな部屋に住みたいと思うのが当たり前なので、築年数が経過すればするほど入居者を集めるのは難しくなるでしょう。

リフォームして中を新しくすれば入居者を集めやすくなるかもしれませんが、それにはお金がかかりますし、リフォームで中はきれいにできても外観まできれいにするのは難しいと思います。

外観もきれいにするとなれば足場を組んで塗装したりしなければいけないと思いますので。

そう考えると、きれいで入居者が集めやすい新しいうちに入っている人からできるだけお金を回収する必要があるのではないでしょうか。

ここまで考えてくるとやはり貸主に有利な制度だと思えて仕方ありません。

更新料制度がいつから始まったのかわかりませんが、この制度を無くす動きが出てきてくれるとありがたいと思います。


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