今回は東京都八王子のアパートについて
「安い物件にはそれなりの理由があった八王子の賃貸アパート」というタイトルで、どんなところが一番最悪だったのかを教えてもらいました。
不動産屋に勧められるまま契約した賃貸アパート
37歳女性、主婦です。
大学生の頃に住んでいた物件が最悪でした。
私は大学進学を機に、地方から東京に引っ越してきました。
初めての賃貸アパート探しで右も左もわからない私は、不動産屋で勧められるまま、賃貸物件を契約したのです。
場所は八王子駅からバスで20分、バス停から歩いて10分ぐらいのところで、家賃は管理費込みで42000円でした。
相場で見ると、やや安めといったところでしょうか。
間取りは1K。6畳一間にキッチンとユニットバスが付いていました。
その建物は、もともと事務所だったものをリフォームしたそうで、床は全面カーペット貼りでした。
3階建てで各階に2部屋ずつあったので、全部で6部屋の物件です。
不審な男の尾行、ゴミの分別チェックをするオバさんたち
まず、最初に失敗したなと思ったのは、夜道がものすごく暗いということ。
人通りの少ない場所にあり、道路は車が1台通るのがやっとの幅で、しかもアパートは袋小路の行き止まりにありました。
大学生だった私は、女性ということもあり、恐怖を感じずにはいられませんでした。
実際に、夜間バイトを終えて帰宅中に、不審な男に尾行されて執拗に話しかけられたことがありました。
その時は自宅にはまっすぐ帰らず、男友達に助けを求めて事なきを得ましたが、しばらくは家で1人で過ごすのが怖かったです。
そして、アパートの目の前がごみ捨て場でした。
アパート専用のごみ捨て場ではなく、近所の人たちが捨てに来るような場所です。
しかも、朝ゴミを出しに行くと、知り合いでもなんでもないオバさんたちが、ゴミの分別ができているかどうか袋を開けてチェックするんです。
私はもちろんきちんと分別していましたが、やはりゴミを漁られるのは不快でした。
小学生が駐輪場に停めてある自転車にイタズラをする…
さらに、近隣に小学校があったのですが、そこに通っている小学生が駐輪場に停めてある自転車に頻繁にいたずらをするのです。
私もサドルを何度か隠されました。
ある時、犯人とバッタリ遭遇してからは来なくなりましたが、とても腹が立ちました。
1階に住んでいたためか、蟻などの虫がたくさん入ってきたり、湿気がこもりやすくて壁紙がカビだらけになって剥がれたり、付属のエアコンも何年前のかわからないぐらいボロボロだし、耐えられなくなって引っ越しをしました。
一番最悪だったのは、途中で管理会社が変わったとかで、退去する時に敷金が全く返ってこなかったことです。
当時はまだ若く、不動産屋のことも賃貸のルールのこともよく知らなかったのが災いしたのかもしれませんが、それにしても酷いところでした。