みなさんは部屋をみる時に何か持っていってるものはありますか?
元不動産賃貸営業マンがお伝えする、部屋の内見時に持っていけば役に立つアイテムです。
部屋探しで部屋を見る時に最も重要な持ち物は図面
図面自体は部屋の内見時に営業マンが持っているので、ほとんど心配ありませんが、細かい点をチェックをしたいかたはあらかじめ物件図面のコピーをもらってください。
そして何か気になった点があればその図面に書き込んで後で確認できるようにしましょう。
部屋を見て気に入った場合はメジャーで寸法を測る
これはもう定番の必須アイテムですね。ほとんどの営業マンが持ち歩いていますが、たまに忘れてくることもあるので自分で持っていったほうがいいです。
しかし、メジャーで測る必要があるのは、窓、洗濯機置き場、室内にベッドが入るか不安な場合くらいです。
まず窓部分はカーテンの取付けに採寸が必要ですが、ほとんどの窓は定められた規格で作られているので、だいたいの寸法さえわかれば、そのサイズに合ったカーテンがあるので、そこまで心配する必要はありません。
内見時にメジャーを使うかたで、いちばん心配される場所は洗濯機置き場です。それは近年、ドラム式洗濯機の普及にともない洗濯機置き場に入らないドラム式洗濯機が多数あるためです。
従来の全自動洗濯機であれば問題なく収まるのですがドラム式洗濯機はサイズが大きく、また高価なため手放したくないという事で洗濯機置き場の寸法を測る方が非常に多いです。
内見時はビー玉を使い建物の傾きを確認
建物の傾きなどを調べるのには、いちばん手軽なのがこのビー玉です。
私が営業マン時代に、このビー玉を持参されたのはご家族で来店された小学校1年生の男の子でした。笑
そして、楽しそうに部屋にビー玉を置き、動かないのを確認して「よし!大丈夫!」と、しっかりした少年がいました。笑
また最近では分譲マンションで施工不良と思われる傾きが発生しており社会問題となっています。賃貸の場合は一生住むものではないにしろ気になる方はビー玉を持って行き確認してみましょう。
どんな部屋かを思い出すためにカメラ、携帯で室内の撮影
もうみなさん、おこなっていると思いますが室内の撮影ですね。何件も物件を見るうちに室内の様子を忘れてしまう事がよくあります。
そこでカメラで室内写真を保存しておくことで後からでも確認ができます。
しかし住まない部屋、いいと思ってない部屋も、とりあえず全て写真に残そうとする方が非常に多くなってきており、時間の無駄なだけなので止めましょう。
写真を撮る部屋は室内を見て、住みたい!と思った部屋だけを撮影をするようにしましょう。
まとめ
お部屋探しは、そう何度もする機会があるものではありません。そのため気に入った部屋が見つかると気分が舞い上がり、ついつい大事なポイントを見逃しがちになります。
そこで今回紹介した持ち物を使い、気になった点を必ずチェックするようにしましょう。
入居後に、あれ?こんな感じだった?なんて事が無いように1回の内見で全てのポイントをチェックするようにしましょう。
これさえ出来ていれば、入居後になにか困るという事はなくなりますから。