賃貸ではまだまだ多い、バランス釜の説明


この言葉を聞いてピンとくるかこないかであなたの年齢がだいたいわかってしまいます。笑

また不動産屋では「バラガマ」と略して呼んでいます。

そんな「バランス釜」の説明です。

バランス釜とは?

簡単にいうと昔のお風呂です。笑

説明するよりこちらの写真をみてください。このようなお風呂をバランス釜と呼びます。

バランス釜

若いかたは知らない、見たこともないという方が多いのではないでしょうか。

そんなバランス釜物件は、古い建物で家賃は相場より安めというケースが多いです。

みなさんすでにお気付きかと思いますが・・・。

そうです。決して好まれる設備ではありません。

むしを避けられてしまう設備の代表が「バランス釜」といっていいでしょう。

人気がないバランス釜のデメリット

  • 種火という点火を必要とする工程があるので面倒
  • シャワーの水圧が弱い
  • 空だきによる火災の可能性

以上が代表的なデメリットなのですが・・・。

すみません。

私はバランス釜を見たことはあるのですが実際に使用した事がないのでお客様から聞いたバランス釜情報しかないことをご了承ください。

デメリットで気になるのはやはり手間とシャワーの水圧ですね。

とくにシャワーの水圧はどのお客様も必ず言いますね。笑

特に冬でバランス釜でシャワーだけで済ませるのは地獄だと。笑

次はバランス釜の操作方法について不満の声が多いです。今のお風呂は蛇口をひねるだけで温かいお湯が出ますがバランス釜は着火する作業が必要になります。

私も使った事がないので、詳しく伝えれませんが着火にはおよそ20秒ほどかかるそうです。

そして可能性は低いですがお湯がない状態での使用。いわゆる空だきにより火災の危険性があるということです。

ここまで簡単にバランス釜のデメリットを書いてみましたが読むだけで住みたくなくなってしまいますが、デメリットだけではありません!

バランス釜の数少ないメリット

  • 追い炊きが出来る

私が営業マン時代もこの言葉を使わせていただきました。笑

実際、追い炊きが出来る物件というのは、そう多くはありませんからお風呂好きなのかたなどには、まさに持ってこいのバランス釜です。

あとはハッキリいうとバランス釜物件は人気がないので家賃が安いということくらいです。

しかし使いなれた人からすると問題なく使えて家賃が安いので気にならないという方もけっこういらっしゃるいというのも事実です。

まとめ

時代の流れと共に減りつつあるバランス釜ですが住む人が気にしなければ何の問題もないと思います。

今後ますます減っていくであろうバランス釜物件ですが気になるかたは是非、一度試しに住んでみてはいかがでしょうか。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です