都心の渋谷区で古いけれどとても居心地のいいアパート


全国のみなさんに今までで一番よかった賃貸住宅について話を聞かせていただきました。

今回は東京都渋谷区の賃貸アパートについて、どんなところが一番良かったのかを教えてもらいました。

渋谷区で築20年のアパートが一番思い入れが強い

50歳男性。

これまで住んだ物件を思い出すといくつか気に入ったところがあるのですが、一番思い入れが強いのは渋谷区の東にあるアパートに住んだ頃でしょうか。

立地で言うなら氷川神社のそばで国学院大学があるエリアですが、最寄りの駅は恵比寿か渋谷、代官山も歩いて行ける距離でしたし東京に住んでいることを実感できる場所でした。

広い間取りを仕切ってしばらく友人と二人でシェアしていたのですが、建物自体は結構古くて当時で築20年以上は経っていました。

古い物件だが雰囲気が良く大家さんもいい人

古い物件は雰囲気が良いか、ただのボロか、そのどちらかなことが多いのですが、そのアパートは天井も高くて少しアンティークな倉庫っぽいニュアンスもあって、そういう意味ではわりと良い感じでした。

聞くと私たちが住む前はアパレルのメーカーが事務所として使っていたのだとか、その名残があったのが良かったのかもしれませんね。

雰囲気の良い物件に加え大家さんがとても気の利くおじさんで、そのお陰もあって居心地が良かったと思いますね。

古い物件なので劣化が見られたが大家さんがほぼ無償で修理

古い物件ですからいろんな箇所に劣化が見られたりするのですが、大家さんがほぼ無償で修理してくれましたし、その時にどう直せば使いやすいかいちいち私たちの意見を聞いてくれるのがとても良心的に感じました。

言ってみればイノベーションに意見を取り入れてくれるようなものですから、住んでいる間に少しづつ私たち好みの住まいになっていった感じがします。

もともと良い意味で殺風景だった物件ですが、大家さんが勝手に悪趣味なセンスで作ってしまった部屋でなかったのが幸いでした。

もちろんある程度の予算もあったはずですからあまりわがままは言わないようにしていましたが、大家さんがマメに聞いてくれる人だったので話もしやすかったですね。

部屋の鍵を紛失!…ところが大家さんは…

ある日私がうっかりして部屋の鍵を無くしてしまったことがあるのですが、大家さんに言ったら丁度ドア自体を付け替えようと考えていたところなのでついでに変えちゃおうということで、鍵の交換も全て大家さん持ちでやってくれたことがあります。

ドアの色や雰囲気も私たちの希望通りの物にしてもらえて、その時は結構お金も掛かったと思いますが、お金の話は一切してきませんでしたね。

あいにく同居していた友人が仕事の都合で引越すことになり泣く泣く私も出ることになったのですが、あの物件から引越す時だけは勿体無い気がしました。

一人ではちょっと予算オーバーだったので仕方ないのですが、あまりに勿体ないので友人夫婦を紹介してそのまま引き継ぎました。

今でもたまに遊びに行きますが、もしこの先チャンスがあればまた住んでみたいと思える物件ですね。


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