家の購入を考えた事はあったが今は雨露がしのげれば十分


今回は「家の購入を考えた事はあったが今は雨露がしのげれば十分」というタイトルで、いつまで(何歳まで)賃貸住宅に住もうと考えているかについて教えてもらいました。

物件購入を考えて何度か内覧にも行ったこともあるが…

結婚を機に引っ越しをしてから、もうかれこれ30年以上賃貸住宅暮らしをしている50代の主婦です。

結婚当初は、当然いつか一戸建てを購入するものだと思っていましたし、出来るだけ住宅購入資金を貯められるようにと賃貸でも格安物件を選んでいました。

当時は、バブルの少し前と言うこともあったせいか、頭金なしとかボーナス払いなしなんていう破格の物件もあって、何度か内覧にも行ったことがあります。

でも、結局は気に入ったものが見つからずに、今に至ると言う感じです。

住宅購入には、子供が居る場合やはり学校問題が関わってきますから、最初の機会は就学前と言うことになります。

その機会を逃したら、子供が転居を嫌がるので、学区内で探せない場合は、次の機会は学区が緩やかになる高校生の頃になってしまいます。

勿論、子供が私学に通っているのであれば、そういう校区や学区問題もあまり関係ないとは思いますが。

家の購入より大きくなった子供の教育費が必要になる

ところが、子供が中高生になってくると教育費などが、かさみ始めますので、新たに家を購入してローンを抱えると言う選択肢がなくなってしまいました。

日々の生活と教育費の為に働いていると言った感じで、家は雨露を凌げればいいかなんて言う風になってしまっていました。

転居によって、ご近所付き合いを新たにやり直すのが面倒だというのも、住宅購入に二の足を踏んだ理由もあります阪神大淡路大震災を機に、家に対する考え方が大きく変わったと言うのもあります。

まず、マンションを購入すると言う気持ちは完全になくなりました。

空間に大金を叩くことは怖くて出来ませんし、この時に持ち家に対する欲のようなものが少し薄れたと思います。

そうこうするうちに、気が付けば夫婦ともに50の坂を超え、もう十年ほどすれば定年と言う時期になってしまいました。

今はもう一生賃貸住宅で良いと思っている

数年前に実父を近くに呼び寄せたんですが、父も賃貸住まいです。

その時に同居を前提として一戸建てを購入するという選択もあったんですが、何しろ私の方の父なので、主人からその話が出ない限りこちらからは言えませんでした。

義理の関係で突然同居は住みづらいでしょうし、そうなれば、ほぼ父の資金での購入になってしまうから。

今この時期にまとまった資金でもない限り、住宅を購入することは無理ですから、ほぼ諦めています。

家やマンションを購入して引っ越す友人知人を沢山見てきました。

うらやましいと思うこともありますが、いつからか、家のメンテナンスにお金を掛けなくて良い分、気楽に住もうと言う考えになってきているのも事実です。

負け惜しみと思われるでしょうが。

今はもう、一生賃貸住宅で良いと思っています。


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