賃貸で契約更新のときの更新料って誰のために払うものなの?


今回は「賃貸で契約更新のときの更新料って誰のために払うものなの?」というタイトルで、賃貸の更新料は仕方がない?納得できない?どちらの考えですか?という質問に答えてもらいました。

東北のある地域では更新料がなく更新事務手数料として一万円前後

私は以前東北で不動産業に勤務していたことがある46歳主婦です。

東北の私が勤務していた地域では、更新料というのはほとんど無く、更新事務手数料として10,000円前後の手数料で、改めて契約書の取り交わしをするというのが一般的です。

たしか5~6年前には関西方面だったでしょうか、更新時に家賃の何ヶ月分もの更新料を請求されるとかで大きな問題になっていたことがありましたが、それなら更新しなければいいのに、なんて軽く考えていました。

ところが、昨年息子が大学に進学し、東京で一人暮らしをすることになりました。

お部屋を賃貸するとき、「2年ごとに更新料として家賃の1ヶ月分を払う」ことが契約書に記されていました。

不動産業者さんに聞いた話しでは、東京ではこれが一般的とのことでした。

大家さんなら長く住んでもらったほうがありがたいと思うが…

正直、更新料に1ヶ月といわれるくらいなら、更新しないで引っ越したいという気持ちになります。

実際大家さんなら、長く住んでもらうほうがありがたいように思いますが、この更新料をとることによって、誰の利益になるのか疑問に思います。

もちろん入居者は、部屋が気に入っていれば更新料などなくそのまま済み続けたほうが無駄な出費をすることもなく助かります。

と考えると、この更新料というのは、不動産業者のために発生している金額なのか?詳しいところはわかりませんが、それなら本当に納得のできない金額だなぁと思います。

不動産業者は、引っ越しをする人が多いほど仲介料も発生して儲けが出るのでしょうが、もしこれが、引っ越しもしない人からさらに儲けを出すための更新料なのであれば、本当にとんでもないことだと思います。

引っ越しをするにもお金がかかるけど、住み続けることでもなんだか理不尽な感じでお金がかかる。

更新して更新料を支払ったからといって、部屋の内容が変わるわけでも、お掃除してくれるわけでも、何かをリニューアルしてくれるわけでもないし。

まぁ、家賃を下げてくれるっていうならまだしも、そんな可能性も低いわけで。

そうことなら、じゃぁ引っ越しましょうか、という方も自ずと増えて、結局得をするのは不動産業者ってことなんでしょうか。

不動産業者は、人が動けば儲けになりますからね。

更新料なんて無くなればいいのにと思っているは私だけ!?

不動産屋に行って部屋を借りるとなると、不動産業者さんがあれこれ説明をしてくれるけど、あまりにたくさんの情報を一気に言われるし、ほとんど知識のない素人の入居者さんは半分も理解できてないのでしょう。

実際私が不動産屋に勤務していたときも、半分は説明を聞いてなかったり、半分はどっか人任せだったり、ちゃんと書面を読み合わせしながらお話しても、「そんな説明聞いてないよ」なんて方もいたりするもんです。

専門的な分野になるので、なんだかよくわからないけど、っていう感じで聞き流してしまう方も多いのでしょう。

そんな状態だと、更新料とさっと説明されてもその時は疑問にも思わないのかもしれません。

なんだか、そんなこんなで実際何に使われるのかよくわからない「更新料」をとるなんて、ちょっとずるいって気もします。

こんなシステム、無くなればいいのに、と思っているのは私だけじゃないはずですが。

どうなんでしょうか?


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